東京から13時間の船旅で到達できる青ヶ島は、亜熱帯の美しい自然風景で知られる特徴的な島です。青ヶ島へのフェリー移動は、非日常を満喫できる絶好の機会となります。
今回は、青ヶ島へフェリーで行く際のポイントや、八丈島からの具体的な移動手段について詳しく紹介しましょう!
八丈島からのフェリー移動方法
八丈島から移動する際には、必ず底土港で受付を行う必要があります。底土港までは、八丈島空港から車で約10分ほどで到着するので、ANAの早朝便や東京の竹芝桟橋ターミナルのフェリーであれば当日受付に間に合わせることが可能です。
底土港でフェリー受付
八丈島から青ヶ島へのフェリーは、底土港での受付が必要です。事前予約などはないため、乗船する当日に受付を行い乗船手続きを進めていきます。
朝の9時30分ごろに、フェリーが出発するため、受付は東海汽船(八丈マリンサービス)の八丈島営業所で9時までに受付を行いましょう。
受付場所
- 底土港 東海汽船受付窓口 八丈マリンサービス
- 八重根港
*稀に利用
フェリーの移動時間
青ヶ島へのフェリー移動時間は約3時間です。9時30分に出発して12時30分ごろには、青ヶ島へ到着します。
青ヶ島へ到着する港
青ヶ島へのフェリーは、三宝港に到着します。三宝港は青ヶ島の南西部に位置し、島の物流の中心地として機能しています。この港は、青ヶ島の住民や訪れる観光客、そして島への物資輸送の要となっており、島の生活や経済活動に不可欠な存在です。
港へ到着した後は、バスやタクシーなどの交通機関がないため、旅行者はレンタカーを借りるのが一般的です。
八丈島から青ヶ島の往復移動について
八丈島から青ヶ島への往復移動は可能ですが、計画を立てる際にはいくつかの重要なポイントに注意する必要があります。まず、天候や船の運行スケジュールは非常に重要で、これらの要素によっては移動が困難になります。
また、青ヶ島から八丈島への日帰りはできないため、訪れる際には最低でも1泊の宿泊計画を立てる必要があります。宿泊施設は限られているため、早めの予約がお勧めです。
また、青ヶ島ではレストランや食料品店の選択肢も限定的なため、食事の計画も事前に確認し、必要に応じて食料を持参することを考慮してください。
八丈島から青ヶ島へ行くときのポイント
離島間を移動する際のポイントが2つあるので紹介していきます。
天候による条件付き運行が多い
ポイントの1つ目が、八丈島から青ヶ島は天候による影響を受けやすいところです。大波や濃霧が多い青ヶ島周辺は、フェリーが三宝港へ辿り着けないケースが多く年間運行率で60%前後。
そのため、八丈島へ到着した当日に青ヶ島へ向かう場合は、注意する必要があります。フェリーの運行状況は八丈マリンサービスから発信されているので、事前にチェックしておくと便利です。
観光による滞在数は気持ち長めに
青ヶ島から八丈島への移動では、天候による条件付き運行が多いため、余裕を持ったスケジュールを組むことがおすすめです。観光による滞在数も気持ち長めに設定し、青ヶ島の自然や文化を十分に楽しむことができます。
青ヶ島へ行くときは
事前準備を怠らないことが重要
青ヶ島は、他の島と違い、簡単にアクセスできる離島ではありません。島へ行くにもフェリー、ヘリコプターのみの交通機関しかないため、八丈島よりもアクセスが難しいうえに、天候などが起因となり島へ到着することができないこともしばしば。
青ヶ島への旅行を計画する際、フェリーの情報や移動手段をしっかりと確認し、事前に十分な準備をすることが大切です。特に、青ヶ島は遠隔地に位置しており、天候によってはフェリーが欠航することもあるため、柔軟なスケジュールを考慮し、予備日を設けることをおすすめします。