ホーム » FDAでいくローカル旅!乗るまえに知っておきたいFDAのお得情報

航空自衛隊用として活用していた、名古屋空港を2005年からフジドリームエアラインズの飛行機が運航を開始しました。フジドリームエアラインズといえば、北海道、東北、高知などのローカル地方へ飛び立っている飛行機です。

名古屋空港を拠点にしているフジドリームエアラインズですが、JAL、ANAと同じように飛行機内のサービスが充実していることから、利用者からは定評があります。

成田空港、羽田空港には就航していないこともあって中々、飛び立つ姿をみることができませんが、他にはないローカル線ならではの魅力が多く詰まったフジドリームエアラインズ。

今回は、フジドリームエアラインズを搭乗したことがない人たち向けに、ローカル観光で搭乗してもらいたいフジドリームエアラインズの内容をまとめてみました。

フジドリームエアラインズ(FDA)に搭乗したことがない人に向けた内容
フジドリームエアラインズ(FDA)の予約から飛行機に搭乗するまでの方法
フジドリームエアラインズ(FDA)のお得情報

ローカル旅におすすめのFDAとは?

フジドリームエアラインズは、略称としてFDAと呼ばれていて、静岡空港に本社を置き、名古屋空港を中枢としたローカル路線に特化した飛行機。飛行機は全部で16機と、格安を売りにしているピーチやジェットスターよりも若干少ない保有数です。

FDAは飛行機の保有数こそ少ないものの、格安航空にはない、無料飲食の提供があり、静岡のお茶やういろうといった地元の名産品を搭乗した人たちに提供しています。

なぜ、FDAはローカル路線に特化しているというと、ローカル地域と交流深める目的があるからです。ローカル観光を推進することにより、その地域にしかない新しい魅力を発見するきっかけを作っています。

そのため、ローカル観光で旬な時期には、ローカル路線数を増便させ多くの観光者をローカル地域まで運んでくれているのです。また、ローカル観光を推進していることから、ローカル地域の空港16か所に飛行機が運航しています。

ローカル地域からローカル地域へのアクセスがしやすいこともあり、名古屋、静岡では人気のある飛行機がFDAです。

・新千歳空港、青森空港、松本空港、高知空港などローカル地域16か所を運航中
・機内サービスが充実しており、地元の名産品が提供されている
・便数こそ少ないものの、JAL、ANAなどと同じサービスが受けられ航空券が安い
 

FDAの予約から搭乗までの流れ

FDAがどんな飛行機か分かったと思いますが、予約方法や搭乗するまでの流れがどのような行えばいいのかを分かりやすく紹介していきます。結論からいうと、予約もwebで完結でき、自動チェックインなどが導入されていることから、飛行機に乗りなれていない人でも安心です。

FDAの予約から搭乗までの工程を順を追って紹介していきましょう。

航空券の予約方法

航空券予約方法は、webで完結できるうえに、空港のカウンターでも予約することができます。また、旅行代理徹での予約にくわえて、電話予約やFAX予約も可能です。

カウンターで予約する際に1つ注意点があります。空港それぞれで、オープン時間が異なり、予約の受付時間も変わってきますので、カウンター予約をするまえにオープン時間を確認しておきましょう。

カウンターで予約したとき以外は、FDAのホームページで予約番号が確認できます。

予約番号は、チェックインする際に必要なので、空港到着前にホームページで確認しておこう!

空港でのチェックイン方法

空港に到着したら、自動チェックイン機または、カウンターでチェックインのどちらかで手続きしましょう。手続きの際には、予約確認番号が必要になります。

チェックイン時間は、飛行機の出発前15分に手続きしなければ、飛行機に搭乗することができなくなるので注意。また、チェックイン後の手荷物検査は飛行機の出発10分前に通過する必要がありますので、時間に余裕を持って行動しましょう。

他の飛行機よりもチェックイン時間が短い(他の飛行機はおおむね30分前後)

FDAのここは注意

FDAの飛行機を利用する際は、3つの注意ポイントがあります。1つ目が航空券を購入するタイミングで料金が変わることです。

FDAでは、航空券の予約と購入を分けて行うことできます。予約した人は、別の日に航空券を購入することができるため、購入日によって航空券の料金が変動することから安く買える場合や高くなってしまうことがあるユニークな購入方法です。

2つ目は、国内線では、あまり導入されていない燃油サーチャージがオイル価格によって航空券購入時に追加されます。燃油サーチャージの料金は、固定というわけではなく、毎月のオイル価格によって変動するため、予約の際にFDAへのホームページで確認しておきましょう。

3つ目は、航空券のキャンセル料が日によって変動することです。最小で60日前からキャンセル料が¥1,500かかります。

出発してしまってからでもキャンセルをすることができますが、航空券の全額がキャンセル料となってしまいますので、航空券キャンセルする場合は、早めに手続きを行うことがおすすめです。

航空券の予約と購入日を違う日に行えるので、航空券を購入するときに安くも高くもなる
燃油サーチャージが航空券以外に追加される
航空券のキャンセル料が、キャンセルした日によって変動

FDAのお得情報

ローカル路線を運航しているFDAでは、他の飛行機にはないお得なキャンペーンを季節ごとに開催。中でもFDA会員限定のバースデー割からFDA乗り放題、一部の空港を往復で適用されるマルチエアポートといったお得な特典がたくさんあります。

航空券のバースデー割

FDAでは、会員登録をしている人たちのみが予約できる特典の1つがバースデー割です。会員登録をしている人を含めて6人までバースデー割の対象になります。

通常料金よりも約20%割引の航空券で予約できるため、非常にお得なサービスです。さらに、誕生月の間は、バースデー割の航空料金が適用されるので、その月は、何度でも利用できます。

ただしバースデー割は、web限定でしか予約できないので、コールセンターなどを通じて予約することが出来ないので注意しましょう。通常の航空券とは違い、自動チェックイン機を利用して、チェックインすることができず、必ずカウンターでチェックインの手続きをすることが必要です。

うまく利用できれば、安い航空券で友人同士、カップル、夫婦で複数回、FDAを利用してローカル地域に観光できます。

・登録した誕生月に利用できる
・誕生月の人を含めた最大6人まで一緒に飛行機に乗れる
・誕生月は何度でも利用できる
・飛行機に乗る3日まで予約することができる
・バースデー割はweb予約のみ受付
最大web予約から20%割引された航空券で予約可能
公的書類が必須
・チェックインはカウンターで手続きを行う
・誕生月の人と一緒でないとバースデー割が適用されない
・一部路線では適用されない(丘珠空港)
・カウンターやコールセンターからバースデー割は予約不可
 

FDA乗り放題

新しい観光スタイルの一環として、FDAでは飛行機乗り放題プランを2021年から発表。4月に初めてプランを開始してから、好評だったため、2022年4月まで期間限定で乗り放題プランを継続していました。

乗り放題といっても1か月間利用できるわけではなく、最大で3日間の上限付きで利用できる乗り放題プランです。FDAで展開していた乗り放題プランは、飛行機を乗り放題だけでなく、乗り放題の期間中、宿泊するホテル料金も含まれていました。

直近4月に開催されていた乗り放題プランは、1泊2日が¥31,800、2泊3日が¥44,000です。名古屋空港から山形空港を経由して新千歳空港にいった場合、凡そ¥40,000の航空券になるため、かならお得だということが分かります。

乗り放題プランで最大8便まで乗ることができますので、関東と沖縄を除いた場所までFDAの飛行機に乗って遊びにいけますよ!乗り放題プランの楽しみかたは人それぞれですが、おすすめは、空港内のご当地グルメを食べ歩くことです。

どちらのプランで予約しても金額は変わりません。
FLIGHT RALLY24 
FlightPlan for Liberty

料金:1泊2日¥31,800、2泊3日¥44,000(ホテル料金込) 2022年4月時点
飛行機に最大8回乗れる!
宿泊ホテルは、提携している各地域のホテル37か所から選択できる
魅力はご当地グルメと空の旅が楽しめること!

通常の航空券とは違いチェックインなどに時間を要することから、早めに手続きが必要
・手荷物を預ける場合、飛行機の出発60分前に空港カウンター、自動チェックイン手続きをしよう
・手荷物を預けない場合は、飛行機の出発30分前にチェックインを済ませよう
・土日祝日のときには割増料金で数千円の追加料金が発生
※ツアー観光と同じなので、取消料が発生

マルチエアポート

FDAでは、ローカル路線でしかできないサービスを展開しています。新千歳空港と丘珠空港を発着する静岡空港と松本空港のみ利用できるマルチエアポートサービス。

なぜ、北海道と静岡、松本を対象にしているのかというと、この間の往復便は直行便が運航しており、ゴールデンウィークやお盆時期は、70%前後の搭乗率となっているFDAの人気路線だからです。

また、北海道観光となると観光場所同士の距離が離れていることから観光場所を絞らないと時間だけが無駄になってしまいます。そんなときに便利なFDAのマルチエアポートを利用すると移動時間を短縮でき観光時間を長くすることもできるのです。

例えば、出発を新千歳空港にして新千歳でご当地ラーメンを食べ終えてから北海道きっての小樽へ観光にいった場合、片道、1時間30分ほどかかります。しかし、帰りの便を丘珠空港にすると小樽から約40分で到着するため、移動時間を50分も短縮することができるのです。

・静岡空港⇔新千歳、丘珠空港
・松本空港⇔新千歳、丘珠空港
2つの空港間の航空券を購入した場合のみ適用
空港の変更は飛行機が出発する前まで変更することができる
空港を変更した場合に、払戻または追加料金の支払いが発生

例:丘珠空港から新千歳空港に変更
松本空港⇔丘珠空港¥42,500-(新千歳空港¥39,500+空港施設料¥270 =¥39,770)
差額の¥2,730が払戻
※丘珠空港へは冬季運航を行っていないこともある

ローカルの魅力が詰まったFDA

FDAは、ローカル路線に特化した飛行機であり、北海道、青森、山形、高知などの場所へアクセスしやすいように、FDAにしかできないキャンペーンなどを実施しています。

キャンペーンの中でも乗り放題プランは、非常に人気のサービスですので、飛行機の席がすぐに埋まってしまうことが多いです。乗り放題プランを利用することによって、あまり観光をする機会が少ない場所へアクセスできます。

ローカル地方には、まだまだ、メディアなどには取り上げられていない観光スポットがたくさんありますので、FDAを利用してローカル観光を楽しんでみてください!

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