東京都心から約287km南に浮かぶ八丈島は、美しい自然と温泉、歴史的な観光地で知られる魅力的な島です。都会の喧騒から離れ、リフレッシュしたい方におすすめのアクセススポット。

八丈島への行き方は主に2つの方法があり、簡単にアクセスすることができます。

八丈島のアクセスは空と海から

八丈島へのアクセス手段は、飛行機とフェリーのみです。それぞれの違いについてまとめました。

また、どちらの方法を利用する場合でも、出発地点は東京からです。

ANAの飛行機アクセス

飛行機で八丈島まで運航しているのはANAのみ。それ以外の飛行機は運航していないため、空から八丈島へアクセスするときは必ず、ANAになります。

羽田空港からの運航

ANAの飛行機は、羽田空港から出発しており、午前に1便、午後2便が運航しています。羽田空港から八丈島空港までは、1時間程度のフライトで到着。

1日あたり3便で東京と八丈島を運航しているため、飛行機のアクセスであれば日帰りも可能です。

• 羽田空港から八丈島空港まで毎日3便の往復

フライト番号	出発時間	到着時間
ANA1891	07:30	08:25
ANA1893	12:15	13:10
ANA1895	16:00	16:50

八丈島から羽田への運航

航空会社・便名	出発時間	到着時間
ANA1892	09:00	09:55
ANA1894	13:50	14:45
ANA1896	17:25	18:25

羽田から八丈島までの料金

羽田から八丈島への料金は、片道12,570円から33,570円になります。東京の離島になる八丈島ですが、年間をとおして料金の変動があまりないため、手軽にいける場所です。

フェリーで八丈島へ

海から八丈島へアクセスするときは、東京湾にある竹芝桟橋の港から東海汽船のフェリーに乗船します。八丈島までは、深夜に出発して翌日の朝に到着するためフェリーで1泊するような形です。

東京からの運航

港から出発する運航時間は、午後10時30分ごろに出発し、翌朝の9時ごろに八丈島へ到着します。毎日、運航していますが、月によって運航時間が変動するため、出発する前に必ず、東海汽船の運航ページを確認しましょう。

運航時間は、10時間20分ほどです。

停泊地	方向	到着/発時間
東京	発	22:30
三宅島	着	翌5:00
	発	5:10
御蔵島	着	6:00
	発	6:05
八丈島	着	8:55

八丈島から東京

八丈島から東京へ向かう場合は、午前9時ごろに到着するフェリーに乗船します。乗船後、御蔵島、三宅島を経由しながら東京へ戻ってくるため、竹芝桟橋に到着する時間は午後8時ごろです。

停泊地	方向	到着/発時間1
八丈島	発	9:40
御蔵島	着	12:30
	発	12:35
三宅島	着	13:25
	発	13:35
大島	着	↓
	発	↓
東京	着	19:40

東海汽船のフェリー料金

八丈島までのフェリーの料金は、運航時間と同様に月によって変動します。フェリー料金には、客室料金や燃油価格変動調整金が含まれています。

目安としては、11,000円から35,000円の間です。ピークシーズンの7月と8月は、他の月よりも料金が高くなりやすいのが特徴。

区間	2等	特2等	1等	特1等	特等
東京〜八丈島	11,940	17,910	23,880	28,650	33,430

八丈島アクセスの注意点

飛行機とフェリーのどちらでもいえることですが、天候に左右されやすいため、台風、大雨、濃霧といった天候不良になると欠航になる確率が非常に高いです。特に、八丈島は強い風が吹きやすいといわれています。

そのため、条件付きで出発する飛行機や波の状況によってフェリーが欠航になります。特にフェリーの欠航率は高く、月に6回から10回ほど欠航。

八丈島へ安くアクセスするには？

八丈島へ安くいく方法は、旅行者が少ない月にいくことをおすすめします。特に旅行者が少ない9月から10月にかけては、オフシーズンとなっており料金も安いです。

フェリーと飛行機でなるべく安く八丈島へいける方法を紹介します。

とく旅マイル【ANA】

ANAで定期的に開催しているトク旅マイルは、通常よりも少ないマイル数で特典航空券を予約可能。行先によって減額するマイル数は変わりますが、羽田から八丈島までは通常、片道6,000マイルです。

しかし、トク旅マイルが開催されている期間に、八丈島の特典航空券を予約すると片道で3,000マイル、往復6,000マイルで八丈島へアクセスできます。

ANAを頻繁に利用してマイルが貯まっている人は、トク旅マイルを活用すると安く旅行にいけます。

ANA八丈島までの月ごとの料金

月	8月	9月	10月	11月	12月	1月	2月	3月	4月	5月	6月	7月
価格	¥15,828～	¥14,110～	¥12,609～	¥13,501～	¥13,895～	¥13,509～	¥13,574～	¥13,869～	¥12,609～	¥12,668～	¥12,668～	¥12,971～

ツアー料金

安くいける方法は飛行機以外もあり、フェリーとホテルがセットになったツアーもその1つです。ツアー料金は、別々だと高くなってしまうところをセットプランにすることによって、フェリーとホテルの料金が下がりやすくなります。

ツアー料金の目安としては、30,000円から100,000円の間です。料金の差としては、数千円になります。

フェリーのツアーを説明しましたが、飛行機とホテルのツアーもあるため、自由に組み合わせをして一番安いツアーをみつけてみるのもいいでしょう。

往復大型客船で行く八丈島！リードパークリゾート八丈島《宿泊》

（東京発着）夕朝食付31,700円～101,350円

ツアー料金をチェック

八丈島から他の島へのアクセスはできるの？

八丈島から他の島へのアクセスはフェリーと飛行機でアクセスすることが可能です。アクセスできる島は、青ヶ島、三宅島、大島、御蔵島になります。

それぞれ、フェリーでしかいけない場所、飛行機でしかいけない島があるので目的に分けて使い分けましょう。

フェリーで他の島へ

フェリーで八丈島からアクセスできる島は、三宅島、大島、御蔵島です。フェリーでは、3つの島に足を運ぶことができます。

3つの島は、八丈島から東京間を往復しているので、片道チケットを購入しておくとそれぞれ立ち寄ることができます。八丈島から近いこともあって、都内からのアクセス便もいいため、八丈島同様に人気の島です。

飛行機で他の島へ

八丈島から三宅島、大島、御蔵島、青ヶ島村までは、東京愛らんどシャトルが運航しています。ANAなどの大型飛行機ではなくヘリコプターで各島々へアクセスすることが可能です。

午前9時から午後2時ごろまでしか、八丈島から他の島への運航はしていないので乗り遅れないように注意しましょう。他の島へいくためのヘリコプターを予約するなら東邦航空センターのインターネットで行います。

八丈島へいくときは
滞在時間で移動手段を選ぼう

フェリーと飛行機の2つの手段でアクセスします。それぞれ、出発時間や移動時間に違いがあり、八丈島へ直ぐにアクセスしたい人や時間を重視する人には、飛行機がおすすめです。

フェリーを利用したいときは、のんびりした旅行を考えている人、滞在時間を長くしたい人にはぴったり。計画した旅程に合わせて八丈島への行き方を選択しましょう。

---