北海道は日本で最も大きい島で、複数の空港があり、主要な空港には新千歳空港、札幌丘珠空港、旭川空港、函館空港、帯広空港、釧路空港、稚内空港、紋別空港があります。

空港の中でも新千歳空港は北海道の主要な国際空港で、国内外のフライトが多く発着します。札幌市に近く、道内外からのアクセスが良いため、観光地やビジネスエリアへのアクセスポイントとして非常に便利です。

新千歳空港を中心に、地元の特色を反映した施設やサービスを提供しており、訪問者に北海道の魅力を伝える窓口となっています。北海道の主要空港について大きさ順に一覧にまとめて紹介していきましょう。

北海道に空港は全部で13か所

北海道には、飛行機が離着陸できる空港が全部で13か所あります。聞き馴染みのある新千歳空港から、北海道の一番東に位置している根室中標津空港など、日本の中でも空港の数は日本一です。

面積の広い北海道を旅行するとなると、車での移動時間が長いため、効率よく観光スポットを巡るなら飛行機を利用するといいでしょう。また、北海道の空港にもそれぞれの魅力があるので、空港巡りをしてみるのもおすすめです。

空港名	場所
新千歳空港	千歳市
札幌飛行場 (丘珠空港)	札幌市
函館空港	函館市
旭川空港	上川郡東神楽町
帯広空港 (とかち帯広空港)	帯広市
釧路空港 (たんちょう釧路空港)	釧路市
女満別空港	網走郡大空町
稚内空港	稚内市
中標津空港	標津郡中標津町
紋別空港 (オホーツク紋別空港)	紋別市
利尻空港	利尻郡利尻富士町
奥尻空港	奥尻郡奥尻町

北海道の空港に運航している飛行機の便数

北海道にある空港は、北海道内の飛行機が運航している空港と北海道と日本国内線や国際線を繋ぐ規模の大きい空港に分かれています。規模が大きい空港ほど、飛行機の便数が多く旅行者が利用しやすいうえに、観光スポットも周辺にあるため空港の利用率が高いです。

月や年度によって便数は、ばらつきがあるものの目安として1日あたり220便前後の飛行機が北海道内を運航しています。各空港の飛行機の便数を表にまとめました。

一番飛行機の便数が多い空港は、新千歳空港で、定期便だけで170便もある大規模な空港です。

空港名	国内線便数	国際線便数
新千歳空港	170便から180便	30便前後
函館空港	24便	2便
女満別空港	15便	0便
旭川空港	10便	1便
釧路空港	15便	0便

北海道の空港大きさランキング

北海道にある空港を大きさ別のランキング形式にまとめました。大きさの基準となるものが、利用者数、便数です。

規模の大きい空港は、新千歳空港、函館空港、女満別空港、旭川空港、釧路空港の順になっています。

*利用者数は国土交通省の統計データ

1.新千歳空港

不動の第1位は、北海道の空の玄関とも呼ばれている新千歳空港です。年間利用者は、1,700万人を超えるほどで、日本国内の空港の中では、3番目の利用者数になっています。

また、国際線は、年間で400万人前後の海外旅行者が新千歳空港を利用。特に、新千歳空港から、ニセコや富良野といった四季折々の景色が楽しめ、アクティビティが豊富な場所へのアクセスがしやすいことも利用者数が多くなる理由の1つでしょう。

北海道内に限らず、新千歳空港は利用者、飛行機の便数が多い大規模な空港の1つです。

項目	内容
国内線利用者	約1,700万人
国際線利用者	約400万人
飛行機の運航便数	170から180便前後
新千歳空港へのアクセス	新千歳空港駅から札幌駅までは快速エアポートで約40分

• 新千歳空港を運航している飛行機（国内線）

1. JAL
2. ANA
3. エア・ドゥ
4. ピーチ
5. ジェットスター
6. IBEX
7. スカイマーク
8. スプリングジャパン
9. FDA

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• 新千歳空港を運航している飛行機（国際線）

1. 済州航空 (7C)
2. ジンエアー (LJ)
3. タイガーエア台湾 (IT)
4. エアプサン (BX)
5. エバー航空 (BR)
6. ティーウェイ航空 (TW)
7. 大韓航空 (KE)
8. 日本航空 (JL)
9. ＫＬＭオランダ航空 (KL)
10. デルタ航空 (DL)
11. エティハド航空 (EY)
12. 上海吉祥航空 (HO)
13. 中国東方航空 (MU)
14. チャイナエアライン (CI)
15. スターラックス航空 (JX)
16. スクート (TR)
17. キャセイ・パシフィック航空 (CX)
18. ニュージーランド航空 (NZ)
19. タイ国際航空 (TG)
20. トルコ航空 (TK)

2.函館空港

2番めに北海道で大きな空港が函館空港で、年間利用者が約80万人、飛行機は、ANA、エア・ドゥ、JALが運航しています。新千歳空港と比べると大きくありませんが、羊蹄山など観光スポットへアクセスしやすいことから、函館空港の直行便を利用する人が多いです。

直行便は、羽田空港、中部空港、関西空港から運航しており、北海道内は、丘珠、奥尻空港から運航中。国際線は、台北と函館空港間を運航しています。

項目	内容
国内線利用者	約80万人
国際線利用者	約15万人
飛行機の運航便数	24便前後
函館空港へのアクセス	旭川市中心部から車で約30分程度

• 函館空港を運航している飛行機（国内線）

1. JAL
2. ANA
3. エア・ドゥ

• 函館空港を運航している飛行機（国際線）

1. エバー航空（EVA）
2. タイガーエア台湾（TTW）
3. ニュージーランド航空（ANZ）
4. ANA

3.女満別空港

北海道で3番目の規模を誇るのが女満別空港です。利用者数は、年間で約50万人で世界遺産に登録されている知床を目的とした旅行者がたくさん訪れます。

直行便は、羽田空港からANAとJALが運航。経由便は新千歳空港を利用することで女満別空港へアクセスできます。2023年時点では国際線は開通していませんが、利用者が年々、増加していることもあり国際線の利用が検討されているようです。

項目	内容
国内線利用者	約50万人
飛行機の便数	15便
女満別空港までの交通機関	市内まで車で約15分

• 女満別空港を運航している飛行機（国内線）

1. JAL
2. ANA
3. エア・ドゥ
4. ピーチ

4.旭川空港

北海道で4番目の規模を誇る旭川空港。旭川空港は、北海道中部に位置しており、北海道観光の玄関口として重要な役割を果たしています。

旭川空港は、近年の利用者数の増加に伴い、施設の拡充が進んでおり、新しいターミナルビルや駐車場の整備、航空会社の就航拡大などが行われ、利用者の利便性が向上。

規模が大きくなったことで、国際線の利用もできるようになり、エバー航空やタイガーエア台湾を利用して台北にもいくことができます。

項目	内容
国内線利用者	約46万人
国際線利用者	約1万人
飛行機の便数	10便
旭川空港までの交通機関	旭川市内からバス、車で約30分

• 旭川空港を運航している飛行機（国内線）

1. JAL
2. ANA
3. エア・ドゥ
4. ピーチ

5.釧路空港

北海道で5番目の規模となる釧路空港は、別名たんちょう空港とも呼ばれ地域住民に親しまれている空港です。新千歳空港からは約250kmほど離れた位置にあり、釧路空港への主要交通機関は、主に車、バスになります。

釧路空港は、年間利用者が約43万人です。国際線の運航はなく、空港へ飛行機でアクセスするには、羽田空港からの直行便と新千歳空港、丘珠空港を経由する必要があります。

釧路空港は、釧路湿原へのアクセスポイントとして利用されることが多いです。湿原は国内最大の湿地帯であり、釧路空港からは観光ツアーやバスなどを利用して湿原観光が楽しめます。

項目	内容
国内線利用者	約43万人
飛行機の便数	10便
旭川空港までの交通機関	釧路市内からバス、車で約30分

• 釧路空港を運航している飛行機（国内線）

1. JAL
2. ANA
3. エア・ドゥ
4. ピーチ

北海道の空港は全国でも利用者が多い空港

新千歳空港を筆頭に北海道にある空港は、利用者が非常に多く旅行者の往来が盛んです。それぞれの空港付近には、観光スポットも多く、空港からのアクセスのしやすいところが旅行者が増加に繋がっています。

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