ホーム » フェリー » 伊豆大島まで何でいけるのか?3つのルートとアクセス方法を紹介

首都圏から大型客船で約8時間かけて到着する離島があります。固有生物が多数生存していることもあり、東洋のガラパゴスとも呼ばれているのが伊豆大島です。

アクセスがしやすい離島ということで、観光スポットとして人気が高く、人を惹きつけるスポットが点在しています。

伊豆大島の場所は何となく分かるけど、どうやって行けばいいのか分からない人に伊豆大島までの行き方をまとめてみました。

人気観光スポットの八丈島までのアクセス方法を知りたい人は>>

伊豆大島とは?

東京から南に120kmの離れた場所に伊豆大島はあります。伊豆大島の中央に位置している三原山の火山活動により伊豆大島はできあがり今の形になりました。

高速フェリー船を利用すれば、120分もあれば伊豆大島に到着。離島と思うと遠く離れているイメージがありますが、割と近い距離にある離島です。

三原山の活火山によって出来上がった伊豆大島は、広大な自然と島独自の発達により、固有生物の宝庫になっています。

このようなことから、伊豆大島は、地質の宝庫として日本にあるジオパークの1つに認定されました。

伊豆大島までの行き方は全部で3つ

伊豆大島までの行き方は、高速ジェット船、飛行機、大型客船の3つです。どの行き方も乗船場所、搭乗場所が異なりますので注意しましょう。

1.高速ジェット船

海上から伊豆大島へいく場合、一番時間がかからない乗り物が高速ジェット船です。高速フェリー船は、東京港から出発しており、首都圏から近い大島には、120分かからずに到着します。

人数も最大で250名ほど乗船できることから、乗船券が売り切れる心配もありません。そのため、伊豆大島までの旅行でよく利用されているのが、高速フェリー船です。

早く到着できる高速ジェット船ですが、1つ難点があります。それは、乗船できる時間が限られていることです。

主に、午前中の出発便に偏っているので、伊豆大島へいくときには非常にありがたいのですが、日本の本州に帰ってくるときには早く伊豆大島を発たなくてはなりません。

  • 105分で伊豆大島へ到着

2.大型客船

高速ジェット船のような速さはないものの、大勢の観光者を一度に乗船させることができる船が大型客船です。

運航速度の関係と海路の都合上で、伊豆大島に向けて出発する時間は夜中。船旅をゆっくりと楽しみたい人や金土日を利用して仕事終わりに、そのまま乗船してしまうなど料金が安さ以外にも魅力があります。

更に、八丈島、三宅島といった伊豆大島最南端の島々まで運航。リゾート気分が味わえる土地として、観光者から人気を集めている場所へ遊びにいけます。

ポイント

  • 大島までの乗船時間で6時間、八丈島だと最大で10時間を超えて乗船する必要がある
  • 夜中から出発するので、時間制約があるものの天候に恵まれれば朝焼けをみられる

3.飛行機

伊豆大島への飛行機は、調布飛行場からの直行便ががあり、一日に2〜3便が運航しています。最大定員は19名の小型飛行機で運航しているため、早めに予約しましょう。

所要時間は約25分で、運賃は大人が12,000円から、子供が8,400円からとなっています。料金よりも移動時間を短縮したい人にはおすすめの移動手段です。

伊豆大島までの移動時間

フェリーで伊豆大島まで移動するとなると2時間ほどかかり、飛行機の移動だと25分ぐらいで到着します。時間を気にせず伊豆大島の景観を含めて楽しむならフェリーがおすすめです。

反対に移動時間よりも伊豆大島での観光を満喫するなら飛行機が最適でしょう。

伊豆大島までのアクセス

伊豆大島へのアクセスポイントは、東京・竹芝客船ターミナルと神奈川・大さん橋の港からと調布飛行場です。

東京・竹芝客船ターミナルから伊豆大島へ

東京から伊豆大島へフェリーでアクセスする場合は、東京竹芝桟橋にある東京・竹芝客船ターミナルから乗船します。東京・竹芝客船ターミナルまでは、浜松町駅から徒歩でアクセスすることが可能です。

高速ジェット船、大型客船であっても必ず東京の港からは出港します。

神奈川・大さん橋から伊豆大島へ

神奈川からフェリーに乗船する場合は、関内駅から徒歩で15分の位置に神奈川・大さん橋の港から乗船。大型客船は神奈川を経由して伊豆大島へ向かいますが高速ジェット船は、ここを経由しないので注意が必要です。

フェリー乗船券の予約方法

乗船券の予約方法は主に3つあり、電話、公式ネット、旅行代理店です。このうち、公式ネットからが一番早く予約することができ、事前にクレジット決済で料金の支払いまで済ませられるのでおすすめ。

ポイントなどを重視する人は、旅行代理店からも予約してもいいでしょう。ただし、旅行代理店の場合は、乗船券の他にホテルと一緒に予約するパッケージツアーになっています。

ネット予約をおすすめする理由は、フェリーの公式サイトから予約すると最大で20%の割引が適用されるからです。

伊豆大島へのアクセスは簡単

伊豆大島、離島というワードが出るだけで、何となく遠くにあることを思い浮かべてしまいがちですが、高速フェリーで最短120分ほどで伊豆大島まで到着します。乗船時間の制約はありますが、日帰りでアクティビティを楽しむこともできるでしょう。

近年では、キャンプ場やゴルフ場が整備され、若い年代から中高年にも注目されている伊豆大島。

フェリーで気軽にいける距離ですので、高速フェリーを利用して日帰りもよし、クルーズ船を利用して海上宿泊を楽しみ、伊豆大島の自然と島の雰囲気を満喫しましょう!

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