ホーム » 航空券予約 » JALとANAの違いを比較!サービスから料金やマイルの差を比べてみた

日本の航空業界において、JALANAは2大航空会社として知られています。多くの人々がこれらの航空会社を利用する際、何を基準に決めていいか迷っている人も多いことでしょう。

「JALとANAの違い」に焦点を当て、それぞれの特徴やサービスを詳しく比較します。

JALとANA運賃の違い

ana

JALとANAの違いを比較する、最初のポイントは運賃になります。JAL、ANAともに、さまざまな予約クラスと割引オプションを提供していますが、その中には特定のユーザーに向けた運賃があります。

現在のJALがとANA運賃は、格安航空券に近い料金を販売するために、予約変更ができない航空券タイプがあります。

運賃の違いとして、羽田空港から福岡空港までを以下の表でまとめました。

項目予約期限区間料金
スーパーバリュー21日前羽田~福岡13,460円
スペシャルセイバー28日前羽田~福岡11,370円
JAL ANA料金違い

JAL運賃プラン

通常予約されることが多いJAL運賃は、フレックス、セイバースペシャルセイバー、往復セイバーです。以前までとの違いは、75日前運賃など、ANAと同じく多くの運賃が提供されていましたが、分かりづらい理由で紹介した4つの運賃に統一されました。

また、JALは特定のカテゴリー(若者、シニア、株主など)向けの割引プランが豊富です。そのため、割引プランが適用しやすいことがJAL運賃の特徴といえます。

JAL運賃

運賃種別予約期限予約変更*1ディスカウント
フレックス当日あり
セイバー1日前不可あり
スペシャルセイバー28日前不可あり
往復セイバー1日前不可あり
プロモーション*2販売期間中不可あり
JAL運賃

ANA運賃プラン

ANAはプレミアムクラス利用者向けのオプションが多く、ビジネスユーザーや特定のニーズを持つ利用者に対する柔軟性が高いです。そのため、旅行する日に応じて割引された航空券のプランが多くあるので、安い航空券を選択しやすいといえるでしょう。

また、JALとの違いの1つに「一緒にマイル割」が運賃プランの中に含まれています。グループ旅行でマイルを合算して使うことができる点はJALにはありません。

ANA運賃

運賃の種類予約期限予約の変更有効期間
プレミアム運賃当日1年間*1
プレミアム小児運賃当日1年間*1
プレミアムビジネスきっぷ当日1年間*1
ANA VALUE PREMIUM 33日前×予約便に限り
ANA SUPER VALUE PREMIUM 2828日前×予約便に限り
プレミアム株主優待割引運賃当日1年間*1
プレミアム障がい者割引運賃当日1年間*1
プレミアムBiz当日1年間*1
ANA FLEX当日○*41年間*1
小児運賃当日1年間*1
ビジネスきっぷ当日1年間*1
Biz当日1年間*1
ANA VALUE 1前日×予約便に限り
ANA VALUE 33日前×予約便に限り
ANA VALUE 77日前×予約便に限り
ANA VALUE TRANSIT当日×予約便に限り
ANA VALUE TRANSIT 1*5前日×予約便に限り
ANA VALUE TRANSIT 3*53日前×予約便に限り
ANA VALUE TRANSIT 77日前×予約便に限り
ANA VALUE TRANSIT 2828日前×予約便に限り
ANA SUPER VALUE 2121日前×予約便に限り
ANA SUPER VALUE 2828日前×予約便に限り
ANA SUPER VALUE 4545日前×予約便に限り
ANA SUPER VALUE 5555日前×予約便に限り
ANA SUPER VALUE 7575日前×予約便に限り
ANA SUPER VALUE SALE販売期間中*3×予約便に限り
ANA SUPER VALUE TRANSIT 21*521日前×予約便に限り
ANA SUPER VALUE TRANSIT 28*528日前×予約便に限り
ANA SUPER VALUE TRANSIT 45*545日前×予約便に限り
ANA SUPER VALUE TRANSIT 55*555日前×予約便に限り
ANA SUPER VALUE TRANSIT 75*575日前×予約便に限り
アイきっぷ当日1年間*1
スマートシニア空割搭乗日当日のみ×予約便に限り
スマートU25搭乗日当日のみ×予約便に限り
株主優待割引運賃当日1年間*1
障がい者割引運賃当日1年間*1
介護割引当日1年間*1
いっしょにマイル割前日×予約便に限り

JALとANAの手荷物を比較

suitscase

手荷物を比較してみるとJALとANAで若干の差があります。国際線に差はなく、国内線のファーストクラスの航空券のみに違いがありました。

JALが提供する受託手荷物の無料許容量は、ANAに比べて追加の5kgが許されている点が挙げられます。これにより、JALを利用する旅行者はより多くの荷物を気軽に預けることが可能です。

JAL手荷物

国内線はエコノミークラスでは20kg、クラスJやファーストクラスでは45kgまでが無料で受託できます。国際線エコノミークラスでは通常、23kg×2個まで、ビジネスクラスでは32kg×3個までの受託が可能です。

ただし、目的地や予約クラスによって異なる場合があります。

ANA手荷物

国内線の場合は 一般的に、エコノミークラスの旅客は無料で20kgまで、ビジネスクラスでは40kgまでの手荷物を受託可能です。

国際線で無料受託手荷物の重量制限は、チケットのクラスや旅行先によって異なりますが、一般的にはエコノミークラスで23kg×2個、ビジネスクラスで32kg×2個までとなっています。

JALとANAの違い【マイル】

airplane

JALとANAの運賃プランを選択して目的地まで移動するとマイルが距離に応じて付与されるようになっています。距離でマイルは決まっていますが、選択する運賃プランによって獲得できるマイルに違いがあります。

JALとANAマイルは有効期限36ヶ月

JALとANAを比較する際に注目したいこととして、獲得した日からマイルは36ヶ月間までの有効期限が定められています。獲得してからとなるので、2023年9月30日にマイルを獲得したとすると、3年後となる2026年9月29日までです。

36ヶ月を過ぎてしまうとマイルが失効してしまい、JAL、ANAへ申請を行っても失効マイルが戻ってくることはありません。

JALマイル

JALマイルはJMB会員になることでマイルを貯められるようになります。1回あたりで獲得できるマイルは行き先やツアーによって変わります。

獲得方法は多岐に渡りJALイージーホテルやツアープレミアムに登録することで大量にマイルを獲得。アップグレードや無料航空券、JALグループのサービスでの使用など、多岐にわたる特典に交換可能です。

航空券の中で最小の獲得マイル数は、羽田から仙台区間の86マイルです。

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ワンワールドアライアンスの加盟会社で
マイルが利用できる

JALはワンワールドに加盟している航空会社の1つ。提携している航空会社は2023年10月現在で13社です。

JALマイルは、JAL以外のワンワールドアライアンスへ加盟している航空会社でも利用することができます。

  1. アメリカン航空
  2. ブリティッシュ・エアウェイズ
  3. キャセイパシフィック航空
  4. フィンエアー
  5. イベリア航空
  6. 日本航空
  7. マレーシア航空
  8. カンタス航空
  9. カタール航空
  10. ロイヤル・エア・モロッコ
  11. ロイヤルヨルダン航空
  12. スリランカ航空
  13. フィジー航空

ANAマイル

ANAマイレージクラブでは、フライトマイルの他、日常のショッピングや食事からもマイルを獲得。ANAはマイルの積算率を最大で120%することができるため、JALと比較してマイルを獲得しやすいのが特徴です。

フライトで獲得できる最小マイルは、羽田から新潟区間の50マイルです。

スターアライアンスに加盟会社でマイルが使える

ANAは26の航空会社が加盟しているスターアライアンスのメンバー。そのため、ANAで貯めたマイル、スターアライアンスで貯めたマイルはどちらでも座席のアップグレードなどや特典航空券へ交換することができます。

JALと比較すると、マイルが使える航空会社の数が多いため、利用者にとっては大きなアドバンテージといえます。

  • エーゲ航空
  • エア・カナダ
  • エアチャイナ
  • エアインディア
  • エアニュージーランド
  • 全日本空輸 (ANA)
  • アシアナ航空
  • オーストリア航空
  • アビアンカ航空
  • ブリュッセル航空
  • コパ航空
  • クロアチア航空
  • エジプト航空
  • エチオピア航空
  • 長荣航空 (EVA Air)
  • LOTポーランド航空
  • ルフトハンザドイツ航空
  • スカンジナビア航空
  • 深圳航空
  • シンガポール航空
  • 南アフリカ航空
  • スイスインターナショナルエアラインズ
  • TAPポルトガル航空
  • タイ国際航空
  • トルコ航空
  • ユナイテッド航空

機内サービス

airplane

機内での経験は、航空会社を選ぶ際の決定的な要素の一つです。機内サービスとして挙げられる点は、座席、機内食、wifiです。

機内食については、主に国際線でエコノミー以上、オプションで申し込むことができるサービスの1つです。

座席

JALは、エコノミークラスでも足元が広く、リクライニングに優れたシートを提供しています。特に、長距離路線では「スカイワイダーシート」が好評で、プライバシーに配慮したデザインが特徴です。

ANAもまた、座席の快適さに定評があり、特にプレミアムクラスの座席はフルフラットになるなど、長距離路線での快適性を重視しています。エコノミークラスでも、座席ピッチや幅が広く取られています。

機内食

JALは日本の伝統的な味わいと季節の食材を活かした機内食を提供し、特に上級クラスでは有名シェフとのコラボメニューが特徴です。

一方のANAも「THE Connoisseurs」プログラムを通じて世界的に著名なシェフが作る多様で高級レストラン級の食事体験を乗客に提供しています。

エンターテイメント

最新の映画、音楽、ゲーム、そしてWi-Fiサービスを含む、豊富なエンターテイメントオプションが用意されています。

子どもの特典

JALとANAでは、6歳から7歳の子どもたちに向けて、それぞれ特別なプレゼントが用意されており、これが各航空会社の魅力的な特典の一つです。飛行機に搭乗するたびに異なるギフトが提供されるため、子どもたちは常に新しいサプライズと楽しい旅の思い出を期待できます。

ラウンジ

lounge

各空港に用意されている航空ラウンジは、「利用料金を支払う」、「上級ステータス会員」、「航空会社提携クレジットカードを所持」の3ついずれかを選択して入ることができる特別な場所です。

通常搭乗前に利用するのが一般的ですが、搭乗後でも航空券と上記3つのいずれかを選択することでラウンジを利用できます。

JALラウンジ

ラウンジの種類は2つに分かれており、「ダイヤモンドプレミアムラウンジ」、「サクララウンジ」の2つ。JALのラウンジは、和の要素を取り入れた落ち着いた雰囲気で、リフレッシュメント、フリーWi-Fi、シャワー施設、個室でのくつろぎスペースなどを提供しています。

サクララウンジは、1人あたりの利用料金を4,950円を支払うことで入れますが、ダイヤモンドプレミアラウンジは、上級ステータス会員のみが入れるラウンジです。

  • ダイヤモンドプレミアラウンジ 新千歳・羽田・伊丹・福岡・沖縄
  • ラウンジ入室資格 
    当日の国内・国際線ファーストクラスの利用者
    JMBダイヤモンド、JGCプレミア各会員
    ワンワールドエリートステイタスの「エメラルド」会員
  • サクララウンジ
    新千歳・仙台・成田・羽田・小松・伊丹・岡山・松山・広島・福岡・鹿児島・沖縄
  • ラウンジ入室資格
    ラウンジ利用4,950円を支払う
    JAL提携のゴールドカード以上を所持
    JMBの各会員

ANAラウンジ

ANAのラウンジは、モダンな内装とともに、多様な食事オプション、シャワールーム、快適なラウンジシート、ビジネスコーナーなどを備えています。ラウンジの種類は2つあり、「ANAスイートラウンジ」、「ANAラウンジ」です。

ANAラウンジは、提携カードを持っていれば入室することができますが、所持していない場合は1人3,000円の支払いでラウンジサービスを受けることができます。ANAスイートラウンジは、限られたステータス会員になっていないと入室することができません。

JALラウンジと比較して、大きな差はありませんがラウンジ利用料がANAラウンジの方がやや安くなっています。

JALとANAの比較した違いは?

JAL

どちらの航空会社も、日本らしい細やかなおもてなしと高品質なサービスで、国内外の旅行者から高い評価を受けています。それぞれを比較して運賃、手荷物、マイル、ラウンジといったところに差はありました。

比較して少しだけ差はありますが、飛行機の好みやマイルを貯め方などによって利用する飛行機に違いが出てきます。

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