lccとなるジェットスターは、航空券が安い反面、キャンセルや払い戻し方法が少し複雑です。キャンセル料と払い戻しについて情報をまとめました。

キャンセル料、払い戻しの順番で航空券の取り扱い方法を紹介していきます。

ジェットスターの6タイプの運賃

ジェットスターには、全部で6つの運賃があります。それぞれの運賃には、受託手荷物や払い戻しのオプションが自動で付帯しているものと付帯されていないものなどの違いがあるので、自分に合った運賃を選択することが重要です。

特に、予約変更、キャンセル、払い戻しといったところは、ジェットスターの場合、オプションになっているケースが多いです。

キャンセルと払い戻しができる運賃

運賃タイプ	特徴
Starter Max	基本的な運賃プランに追加オプションあり
Starter FlexiBiz	ビジネス対応、柔軟な変更・キャンセル可能
Business Max	最高級のサービス、多くの追加特典付き

キャンセルと払い戻しができない運賃

運賃タイプ	特徴
Starter	基本的な運賃、最低限のサービス
Starter Plus	基本プランにいくつかの追加オプション
Business	高級サービス、優れた座席と追加特典

ジェットスターをキャンセル

ジェットスターの航空券をキャンセルするには、公式ウェブサイトまたはコンタクトセンターに連絡する方法があります。コンタクトセンターよりもウェブサイトで手続きする方が、簡単かつ早いです。

ウェブサイトのキャンセル手順

手順については、数ステップで完了するので、操作が苦手な人でも簡単に済ませることができます。キャンセルステップで分けると4ステップほどで完了。

1. ジェットスターのウェブサイトにログイン
2. 予約した航空券を選択
3. キャンセルオプションをクリック

コンタクトセンターでキャンセル

ウェブサイト以外に、ジェットスターではコンタクトセンターが設置されているため、電話でのキャンセルもできます。予約便と予約者の名前、予約番号を伝えることで、航空券のキャンセルを行ってくれます。

ただし、営業時間が決まっているため、その時間内にキャンセル手続きの連絡をしないといけません。また、コンタクトセンターを通じてキャンセルを行う場合、事務手数料（3,700円）として費用が発生します。

• 0570-550-538
• 050-3163-8538
• 営業時間　9時～21時まで

航空券キャンセル料

ジェットスターの場合、航空券のキャンセルには料金はかかりません。チェックインをしないと自動でキャンセル扱いとなります。

ただし、ジェットスターの公式ウェブサイト以外の旅行代理店などで航空券を予約したときは、別途、キャンセル料が発生することもあるので注意しましょう。

ジェットスターの払い戻し

払い戻しは、キャンセル手続きを完了した後、必ず、ウェブサイト、コンタクトセンター手続きを行わないと払い戻しを行ってくれません。うっかり忘れてしまい、期日を過ぎてしまうと払い戻しの手続きもできなくなるので注意が必要です。

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払い戻し手順

払い戻しを受ける前に、必ず、航空券のキャンセル手続きを完了させた後に、行ってください。また、払い戻しが受けられる時間は、運賃タイプによっても異なりますが、国内線が飛行機出発時刻2時間前、国際線が飛行機出発3時間前までにキャンセル手続きが必須です。

ただし、Business Maxだけは、前日の11:59までに完了させる必要があります。キャンセル手続きが間に合わなかったときは、料金を払い戻すことができません。

1. キャンセル手続きを完了
2. 払い戻しオプションを選択
3. 払い戻し手数料を確認
4. 払い戻しを受け取る(バウチャーのみ)

航空券の払い戻し料

航空券の払い戻し料は、払い戻しが可能な一部運賃のみ払い戻しの手続きが可能です。払い戻しは、払い戻し手数料の国内線3,000円を差し引いた料金で、現金ではなくフライトバウチャーで返金されます。

払い戻される料金は、あくまで運賃だけとなっているため、クレジットカードなどの支払い手数料は返金の対象外です。ちなみに国際線の払い戻し手数料は、4,000円から6,000円の間です。

• 日本国内線　3,000円
• 国際線　4,000~6,000円

空港諸手数料は運賃関係なく払い戻せる

飛行機に搭乗しなかったときは、運賃の払い戻しはできないものの、空港諸手数料分は返金されるようになっています。この場合でも航空券の払い戻しと同様で、一律3,000円が手数料として発生。

手数料よりも空港諸手数料が多い場合は、3,000円が不要で手続きをすることができます。

天候不良や乗り遅れたときなどの対応は?

キャンセル、払い戻しについて理解したと思いますが、台風、大雨などの天候不良から乗り遅れてしまったときの対応方法についてまとめました。ジェットスターだけではありませんが、いざというときの対応方法を知っておくと時間を無駄にすることなく、行動することができます。

台風などの天候で欠航したとき

台風などの天候不良で、ジェットスターが欠航になったときは、予約便が振替となります。天候不良が起因となったときは、無料で後続便に切り替えられるため、手数料などは発生しません。

また、ジェットスターから他の飛行機へ振替を行う場合も、払い戻し手数料は不要です。ただし、キャンセルから振替便の手続きを自分で完了させなくてはなりません。

乗り遅れたとき

乗り遅れた場合、次の利用可能なフライトに振り替えることができますが、返金は一切できない形です。そのため、乗り遅れてしまっているので、キャンセルの手続きもできず、払い戻しもできないケースは、予約便の変更を行いましょう。

ウェブサイトから予約変更を行うと、1区間あたり3,700円を支払うと空いている後続便に変更することが可能です。

グループで予約したとき

グループ予約の場合、一括でのキャンセルや払い戻しも可能ですが、各個人の条件によって手続きが異なる場合もあります。1人でも払い戻しが可能な運賃を予約していると1人限り、払い戻しをすることが可能です。

ただし、1人だけ予約を変更や小連れと一緒の場合は、コンタクトセンターでの手続きになるので、ウェブサイトからは手続きができません。

近親者が病気や怪我になったとき

一緒に搭乗する予定だった近親者が、事故などにより怪我をしたときや、病気になってしまったときは、特別措置として、無料で払い戻しを受けることができます。ただし、怪我や病気の状態を証明するものが必要になるため、かかりつけの医師に作成してもらいましょう。

キャンセルなどの万が一に備える方法

予定の変更などが発生することや、スケジュール上の都合により飛行機に乗れなくなってしまうことが想定される場合は、払い戻しができるオプションを追加するといいでしょう。払い戻しが付帯されていない運賃であれば、払い戻しバウチャーのオプションを付けることができます。

ジェットスターの払い戻しを把握しておこう！

LCCとなるジェットスターは、大手飛行機と違い、キャンセルや払い戻しは、原則、ウェブサイトとアプリから行うことが一般的です。そのため、コンタクトセンターや空港カウンターで払い戻しの手続きを行うと払戻手数料以外に、手数料が必要になります。

なるべく、ウェブサイトやアプリを通じて手続きをする方法を把握しておき、どうしても手続き出来ないときに、コンタクトセンターなどを利用するようにしましょう。