ホーム » 家族 » 関東きっての温泉地鬼怒川!宿泊と日帰りにおすすめの温泉宿を紹介

日本の文化象徴ともいえる温泉は、日本各地の火山地帯から湧き出し、古くから人の傷を癒す湯治場所として親しまれてきました。全国各地にある癒しの温泉の1つが関東地方の北側に湧き出ています。

その温泉こそが、関東きっての温泉地として知られる鬼怒川温泉です。鬼怒川の上流域に40軒を超す温泉宿が立ち並び、観光者数で毎年150万人を超える人たちが鬼怒川温泉を訪れています。

大都市のような大きな建造物がなく、自然に囲まれている鬼怒川温泉は、体が休まることはもちろんのこと心をリラックスさせてくれる場所です。

今回は、鬼怒川温泉がどのあたりにあるのか、宿泊におすすめしたい温泉宿、日帰りできる温泉施設、鬼怒川温泉までのアクセス方法の4つを紹介していきましょう。

鬼怒川温泉はどこにある?

よく旅番組や雑誌で特集されていることが多い、鬼怒川温泉は、関東地方にある栃木県の日光市というところにあります。日光市は、世界遺産の日光東照宮があるところでも知られており、日本国内の人だけでなく、海外からの旅行者がたくさん訪れている場所です。

栃木県の北西に位置している鬼怒川温泉。栃木県の中心部の宇都宮市からでも約1時間30分ほどでアクセスでき、主要交通機関を利用して鬼怒川温泉までいくことができます。

交通機関の中でも、利便性と快適性のある特急スペーシアのおかげ、首都圏からでも電車で2時間もあれば到着できるようになりました。特急スペーシアが運航していることで、徐々に鬼怒川温泉の名前が浸透してきています。

宿泊におすすめの鬼怒川温泉宿

今では、誰でも入浴できるようになった鬼怒川温泉ですが、江戸時代のころは大名といった官職についている人しか入浴が許可されていなかった由緒正しき温泉でした。

江戸時代から続いている温泉宿はありませんが、明治時代から続いている老舗温泉宿もあり、鬼怒川温泉の代表ともいえる「あさやホテル」などがあります。

また、温泉宿ですと、宿泊の人しか鬼怒川温泉に入浴できないと思われがちです。しかし、今日では、宿泊だけでなく、入浴と食事が付いた日帰りプランも用意されています。

温泉旅行を計画していて、まだ、場所が決まっていない人たちのために、宿泊で利用できるおすすめの鬼怒川温泉宿を3軒厳選しました。家族旅行から恋人との旅行にもおすすめできる鬼怒川温泉宿を紹介していきましょう。

ホテル三日月と大江戸温泉は、日帰りで入浴ができる!

温泉とスパが楽しめるファミリー層に人気の宿「ホテル三日月」

スパが楽しめる宿として知られているホテル三日月は、鬼怒川温泉の中でもエンターテインメントに特化している温泉宿です。鬼怒川温泉に入れることはもちろんですが、屋上にある温泉プールから屋内のスパ施設など、子どもから大人まで楽しめる温泉宿。

ホテル三日月には、大人たちが寛げる温泉として、庭園大回廊と呼ばれる23か所のさまざまな種類の湯が用意されています。

大理石から檜風呂をふんだんに利用した浴槽が、約100mに渡って続いているため、1泊の宿泊では、全ての湯めぐりができないほどの広い空間がホテル三日月の最大の魅力といえるでしょう。

たくさんある湯の一部に団体貸切風呂専用の夢見の湯と呼ばれるところは、他の温泉宿ではまずみることができない、広い貸切風呂になっています。ホテル三日月では、日帰り入浴とスパがセットになった1dayパスも販売しているので、まる1日ホテル三日月に滞在してしまうこともできるお得なセットです。

温泉の良さだけでなく、スパ、湯めぐりができるのは、鬼怒川温泉の中で、ホテル三日月だけでしょう!

ホテル三日月 鬼怒川

住所:栃木県日光市鬼怒川温泉大原1400
宿泊:¥17,600/日帰り:¥660~

0歳からでも温泉入浴ができる温泉宿「大江戸温泉物語 御苑」

全国の温泉街に展開している大江戸温泉が、鬼怒川温泉にもオープンしています。大江戸温泉御苑は、子連れ家族に非常に人気の温泉宿で、ベビー用品が多数取り添えてありママ、パパには嬉しい特典が盛りだくさんです。

また、0歳からベビーバスを利用して温泉に入ることができるので、赤ちゃんから温泉宿に宿泊できます。0歳から温泉に入浴できる温泉宿を利用できるので、赤ちゃんの初めての温泉旅行にぴったりの場所です。

日帰りで入浴するだけでなく、夕食バイキングとセットになった日帰りプランが販売されています。鬼怒川周辺の観光を終えたあと、鬼怒川温泉の湯を堪能しつつ、さまざまな夕食を食べられるおすすめの温泉宿です。

内風呂、露天風呂ともに鬼怒川の四季折々の情景を温泉に浸かりながら、眺められるので、心身ともにリラックスすることができるでしょう。宿泊に関しては、定期的に北海道フェアプランを期間限定で販売しており、鬼怒川にいながら北海道の旬のグルメを食べられます。

大江戸温泉物語 御苑

住所:栃木県日光市藤原1-1
宿泊:¥27,324~/日帰り:¥440~
日帰りディナーバイキング:¥1,650~

四季折々の中庭を演出した星の温泉宿「鬼怒川 界」

温泉宿でありながら、高級リゾートホテルのようなおもてなしをしてくれる星のリゾートブランド「鬼怒川 界」に宿泊と日帰りができる温泉宿の1つです。鬼怒川界は、栃木県の民芸を宿泊部屋、温泉、ロビーを取り入れており、訪れる人を癒してくれるモダンな空間になっています。

リーズナブルな宿泊料金ではないため、簡単に宿泊できるところではありませんが、誕生日や記念日といったイベントときには、最適な温泉宿といえるでしょう。

夫婦やカップルには、一番おすすめしたい温泉宿で、季節ごとに変化する中庭の情景がロマンチックな雰囲気を演出してくれ、2人だけの特別な時間になること間違いなしです。予約できるプランは、さまざまで個室に貸切風呂が付いている部屋から、お一人専用の休息プランなどが用意されています。

誰にも邪魔されることなく鬼怒川の四季を眺めながら過ごせる温泉宿として、人気があるのが鬼怒川界です。

星のリゾート 鬼怒川 界

住所:栃木県日光市鬼怒川温泉滝308
宿泊:¥16,000~

個室貸切もできる日帰り鬼怒川温泉

鬼怒川温泉は、首都圏から離れていることもあって、宿泊旅行の人気が高いエリアになっていますが、日帰りで鬼怒川温泉に入れる施設もあります。

簡易的な施設ではなく、食事込みで半日以上滞在できる場所もあり、日光エリアで観光したあとに、鬼怒川温泉に立ち寄るルートが県外からの旅行者に人気です。今回は、日帰りができる場所に、個室貸切で滞在できる鬼怒川温泉施設を紹介していきましょう。

自然浴 離れの湯 あけび

鬼怒川温泉街から少し離れた位置に、和モダンに施設を統一した日帰りのみ温泉に入浴可能な施設が、自然欲離れの湯あけびです。施設内は、個室貸切風呂、足湯、岩盤浴、古風ラウンジなど、宿に近しいサービスが豊富。

入り口付近から古風な感じが漂い、隠れ家的な雰囲気のある自然欲離れの湯あけびは、誰にも邪魔されることがないプライベートな空間が特徴です。個室貸切風呂は、全部で10か所あり、露天風呂まで完備。

露天風呂の目の前を流れる鬼怒川の川音と森林から聞こえてくる鳥のさえずりが、ヒーリング効果を生み出してくれ、日ごろ疲れを癒してくれます。癒しを与えてくれる場所は、露天風呂だけではありません。

女性限定で岩盤浴に入浴することができ、体の内側から日ごろの疲れをほぐしてくれます。利用する時間によって金額が変わってきますが、入場してしまえば、どれも利用し放題です。

自然浴 離れの湯 あけび

住所:栃木県日光市小佐越字原19-26
日帰り:¥1h~10h/ ¥3,800~¥13,400

湯処すず風

自然欲離れの湯あけびの近くに、日帰りで入浴できる湯処すず風があります。湯処すず風の特徴は、森林の中に作られた露天風呂です。

自然空間に、作られた露天風呂からは、四季が感じられるところで、真っ赤に染まった秋の風景から雪が降り積もる白銀世界など季節ごとにみられる情景は、みる人の心を魅了するでしょう。貸切風呂こそありませんが、広い個室を時間で借りることもできるため、大人数のときには最適です。

1人あたり¥900とリーズナブルな価格で鬼怒川温泉に入浴できるので、観光でお金を使い過ぎてしまった人はおすすめの場所。2022年現在、食事の提供が行われていないため、温泉の入力のみの利用になっています。

湯処すず風

住所:栃木県日光市小佐越19-5
日帰り:¥500~

鬼怒川温泉街へのアクセス

鬼怒川温泉へアクセス手段は、主に車と電車です。オンシーズンの秋には、新宿からバス運行をしていることもあります。

首都圏から高速道路を利用してアクセスすると凡そ、2時間30分もあれば、鬼怒川温泉に到着。電車の場合は、東武鉄道が鬼怒川温泉駅まで伸びているので、浅草や新宿駅からだと2時間10分ほどで鬼怒川温泉に向かうことができます。

電車
1

浅草駅

東武鉄道特急スペーシア¥1,360~ 2時間
徒歩
2

鬼怒川温泉駅

鬼怒川温泉駅→徒歩5分ほどで鬼怒川温泉街へ到着

1

首都高

首都高→川口JCT 30分~1時間

2

川口JCT

川口JCT→宇都宮IC→今市IC¥2,970~ 2時間

3

一般道R121

今市IC→鬼怒川温泉街 25分

関東屈指の温泉郷

東京の奥座敷と呼ばれた格式高かった鬼怒川温泉は、季節ごとに変わる風景が好まれ、年間をとおして150万人以上の人たちが訪れています。決して交通便がいい土地柄ではありませんが、鬼怒川温泉の周辺には、観光するエリアが多いことから、日帰りと宿泊のどちらも利用されてきました。

特に紅葉時期にもなると、日光への旅行者が急増し、鬼怒川温泉を求めてやってきた旅行者で、毎年、賑わいのみせてくれます。関東の最北端に位置している鬼怒川温泉と四季ごとの様変わりする自然を堪能してみてください!

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