パナリ島を観光するためには？移動手段とツアーの予約方法を紹介

八重山諸島の一部であるパナリ島は、八重山地方の方言で「離れ」を意味します。八重山諸島の人たちからはパナリと呼ばれています。

フェリーは定期船がなく、ツアーのみでアクセスできる貴重な島。なかなかアクセスできないパナリ島へ移動する方法をまとめました。

パナリ島とは?

上地島と下地島の2つの島が成り立っているパナリ島は、総人口で15名前後の小さな島です。琉球王国が統一していた頃は、島周辺に多くのジュゴンが生息していました。

近年には、ジュゴンが生息していることが確認されていることもあり、ジュゴンを見るために島へ訪れる人も多いようです。

パナリ島を観光するには、必ずツアー予約をしましょう。フェリーが運行している石垣島からパナリ島までの定期船はありません。

事前にツアー予約ができるため、日程を決めてパナリ島へ遊びにいきましょう。観光するポイントは、それほど多くはありませんが、国指定跡地やパナリ牧場といった琉球当時の名残が今も残っています。

パナリ島へ行けるツアーは、主に安栄観光のフェリーを貸し切りにする「1日のんびりコース」とアクティビティツアーです。パナリ島のツアーで人気なのは、ダイビングやシュノーケリングのツアーになります。

石垣島からフェリーを運行している安栄観光にて、パナリ島で1日のんびりできるツアーを予約することができます。

ランチやドリンクも付いてくるので、パナリ島を自由に散策、シュノーケリング、ダイビングなどのアクティビティを満喫できるのが特徴です。朝8時30分に石垣港を出発し、パナリ島を出発する時間が午後3時20分になっています。

フリーで活動する時間がもっとも多いツアーになっているので、自由時間を重視したい人にぴったりです。

貸切フェリーで行くよりもアクティビティツアーで行くことが一般的なパナリ島。パナリ島のアクティビティを申し込みをするとフェリーとシュノーケリング、ダイビングなどがセットになっています。

パナリ島を1日満喫できるツアーがほとんどで、ランチ付き。ジュゴンが泳いでいるかも知れないパナリ島の海をツアーで楽しみましょう。

予約をするツアーによって料金が変わり、一番安く行きたいのであれば安栄観光のツアーがおすすめです。パナリ島への目安料金は、10,000円から16,000前後。

パナリ島へ行く時は、石垣島から出発するフェリーに乗るのでアクティビティを予約した時にフェリー乗り場を確認しておきましょう。

パナリ島のツアーを予約する方法は、パナリ島行きのツアーを検索。遊びたいツアーを選択して参加人数を決定しましょう。

ほとんどのツアーが参加する24時間前であれば無料でキャンセルできるようになっています。

パナリ島は、八重山諸島でも神聖な場所になっており、御嶽が12か所、祭りの際は立ち入り禁止場所があります。そのため、パナリ島へ観光で訪れる際は、御嶽などには絶対に入らないようにしましょう。

八重山諸島に住んでいる人たちも滅多に立ち入ることがない神聖な島のパナリ島。パナリ島はかつてジュゴンが生息していた海域とも呼ばれ、美しい海、美しい自然風景が魅力です。

今日では、パナリ島のアクティビティツアーを利用して島へ入るのが一般的。パナリ牧場や国史跡の先島諸島火番盛などシュノーケリングやダイビング以外にも見どころのあるパナリ島へ遊びにいきましょう。