サービスと顧客満足度の高い飛行機会社として有名なスカイマークは、運賃タイプも豊富で予約取消が可能なものと不可能なものに分かれています。予約取消はいつでもすることは可能ですが、運賃によっては、予約した運賃がまるまる無駄になってしまうこともあるので事前確認が大切です。

スカイマークの中で人気の運賃タイプであるたす得といま得の予約取消方法を中心にスカイマークのキャンセル方法をまとめました。

スカイマークの予約便キャンセル手数料

スカイマークの予約をキャンセルする手数料は、航空券を購入する前と後で変わってきます。

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航空券の購入前なら手数料不要

航空券を購入する前であれば、基本的にキャンセルの手数料はかかりません。航空券の購入には、支払い期限が設定されているため、定められた期限内に支払いをしていない場合は、自動的に予約が取消になります。

航空券を購入した場合は手数料が必要

航空券の購入後は、必ず2つある手数料のどちらかを支払う必要があり、購入した航空券の料金が全て、返金されるわけではありません。

払戻手数料は必ず500円かかる

手数料の1つは、払い戻し手数料が必ず500円かかるものです。払戻手数料は、区間ごとに500円がかかるので、往復で航空券を予約した場合は、2区間となり合計で1,000円の払戻手数料が必要になります。

ただし、skyビジネスと呼ばれる運賃だけは、出発前に限り払戻手数料が不要です。

取消手数料は運賃によって異なる

取消手数料は、予約した運賃の種類によって取消手数料の料金が変わってきます。ただし、天候不良や機材繰越の場合は、自己都合による取消にならないため、不要になりますが、移動途上の渋滞などを理由にした自己都合の場合は、取消手数料が必要なることがあるので注意しましょう。

搭乗便が出発する前にキャンセルを

スカイマークの予約を取消する場合は、必ず搭乗便が出発する前にキャンセルを行うことをおすすめします。理由としては、出発前はキャンセルできたものが払戻が不可になるからです。

どうしてもスカイマークの予約をキャンセルするときは、搭乗前に取消を行っておきましょう。

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スカイマークが出発する前でも
手数料は必要？

スカイマークが出発する前の取消手数料の有無は、結論、運賃タイプによって異なっています。いま得、たす得、シニアメイトについては、スカイマークの購入券を購入後に取消をする場合は、手数料が必要です。

たす得とシニアメイトは購入してから出発時刻前であれば一律の料金になっていますが、いま得は、出発する日にちによって料金が変動します。

出発前の取消手数料一例

いま得を例にして取消手数料がかかる一例を紹介していきます。キャンセルしたときにどれくらい手数料が返金されるのかの参考にしてみてください。

• いま得　搭乗便が出発の30日前

• 羽田空港から神戸空港までの区間　往復で18,340円
• 取消手数料　二区間　8,000円
• 払戻手数料　二区間　1,000円
• 航空券18,340円-取消手数料8,000円-払戻手数料1,000円=9,340円の返金

搭乗便出発後の払い戻しは不可になるケースも

スカイマークの航空券は、搭乗便が出発した後に、払戻ができない運賃があります。数多く運賃タイプがあるスカイマークの約80%は、出発後の払戻ができません。

払戻ができなくなる運賃として挙げられるのが、いま得、たす得などです。

空港手数料だけは払い戻しの対象

航空券の払戻手数料が無くなったとしても、空港使用手数料だけは必ず戻ってくるようになっています。空港使用手数料が発生する8箇所です。

大人で100円から550円程度戻ってきますので、万一、払戻ができない区間であっても空港の手数料だけは戻ってくるので必ず覚えておきましょう。

払戻の有効期間はいつまで？

払戻はいつまでも行えるわけではありません。それぞれの運賃に定められた期間内に払戻の手続きをしましょう。

人気の航空券であるたす得は、出発時刻前まで取消をしなかった場合、出発する日の翌日から10日以内が払戻の有効期限です。

スカイマークの航空券キャンセル方法

ここからは、スカイマークの航空券をキャンセルする方法を紹介していきます。主にキャンセル方法は3つです。

どれも簡単に予約キャンセルを行えますが、キャンセル手続きが簡単な順番にまとめていきます。

1.スカイマークのホームページからキャンセル

キャンセルを行う中で、一番簡単かつ多く利用しているキャンセル方法が、スカイマークのホームページからです。スカイマークのトップページに確認・購入・変更と記載されたタブをクリックすると変更や取消ボタンが表示されます。

その後、予約番号又は照会番号にて予約番号や氏名を入力して予約状況を確認。予約画面が表示されたら予約取消のボタンをクリックして完了になります。

最後に、キャンセルした内容がメールにて通知されるので予約が取り消された確認をしておきましょう。

2.電話でキャンセル

インターネットに接続できないなど、電子デバイスが利用できないときは、電話でキャンセルすることもできます。ホームページ同様に、予約番号や照会番号は必要になるので、答えられるように確認しておきましょう。

3.スカイマークの空港カウンターで
キャンセル

空港に到着してしまってからキャンセルする必要がある場合は、スカイマークの空港カウンターでもキャンセルが可能です。カウンターなので列に並んでから予約番号や紹介番号を伝えてキャンセルを行います。

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航空券の料金を払い戻し方法

航空券の料金を払い戻してもらう方法は、航空券を購入したときの方法によって異なります。クレジットカード以外は、払い戻しの選択を行えますが、一度取消をした後から違う払い戻し方法を選択できないので注意しましょう。

クレジットカードの支払い

クレジットカードで支払った場合は、当日又は翌日にクレジットカード会社へ返金手続きが行われます。その後は、クレジットカードの払い戻しの規約に基づいて返金。

取消をしたタイミングにもよりますが、クレジットカードの場合、返金されるのが約2ヶ月かかることが多いです。

コンビニ決済

コンビニで決済した場合は、キャンセルの画面で銀行振込を選択します。振込先の口座情報を入力してキャンセル手続きは完了です。

口座の金融機関によって送金される時間が異なります。万一入金が確認できない場合は、スカイマークの予約センターまで連絡しましょう。

ローソンで返金

ローソンで料金の返金を受け取りたいときは、キャンセル画面でローソンでの返金を選択。取消処理が完了した後に、取消内容のお知らせがメールで通知されローソン店舗で必要な受付番号などが書いてあります。

その後、ローソンの店頭端末にてバーコード又は受付番号を入力するとレシートが印刷され、レジに渡した後に返金される流れです。ローソンでの返金受付は、航空券の取消を完了してから10日以内にローソンで受付をしないと返金期間が過ぎてしまいお金が受け取れなくなります。

旅行代理店からの返金

旅行代理店を経由してスカイマークの航空券を購入したときには、旅行代理店との返金方法に準ずる形です。そのため、航空券を購入するときには、旅行代理店の返金方法を確認する必要があります。

こんなときはキャンセル可能？

スカイマークでキャンセルできる事例とできない事例を紹介していきましょう。

病気を理由にキャンセル

病気や怪我といった理由でスカイマークへ搭乗できない場合は、手数料不要で全額払い戻しでキャンセルをすることができます。ただし、医師の診断書が必要になるので事前に準備しておきましょう。

病気を理由とした場合は、ホームページから通常通り取消を行ってしまうと手数料などの支払いが発生するため、この場合は、スカイマークの予約センターへ電話することがおすすめです。

家族分の数名をキャンセル

家族分をまとめて航空家を購入して予約したときに、数名が旅行にいけなくなってしまったときは、スカイマークへ搭乗できない人だけをキャンセルすることができます。

取消方法は、先ほど紹介した流れで搭乗しない人だけを搭乗者の取消を行うだけで完了。

航空券の予約変更はできる？

航空券のキャンセル方法が分かったところで、次は航空券の予約変更についてまとめていきます。結論、予約変更ができる運賃とできない運賃があるので、航空券を購入する前に覚えておくと便利です。

航空券の予約変更ができる運賃

スカイマークで予約変更ができる運賃は全部で6つあります。6つの中にはたす得も予約変更ができる運賃です。

ただし、たす得と地域スペシャルの運賃は、同じ運賃タイプにしか変更をすることができないことと同一区間のみ変更を受付してくれる条件付きです。

• 大人普通運賃　小児普通運賃　障がい者割引運賃
  たす得　地域スペシャル　島民専用割引

航空券の予約変更ができない運賃

スカイマークで予約変更ができない運賃が全部3つあります。いま得、skyセール、シニアメイトです。

どれも航空券の購入をした時点で予約変更ができなくなるため、日にちを間違えてしまった場合、全てをキャンセルしなければなりません。

• いま得　skyセール　シニアメイト

たす得といま得の手数料

スカイマークで人気の高い運賃タイプのたす得といま得についてまとめました。どちらも安い航空券で販売されていますが、キャンセル、予約変更において違いがあります。

取消手数料の違い

たす得といま得の違いは取消手数料です。たす得の場合は、飛行機の出発前であれば一律2,500円かかり、いま得の場合は、出発30日前であれば4,000円で、出発時刻前であれば5,000円になります。

キャンセルするタイミングで
手数料や払い戻しが大きく変わる

キャンセルタイミングによって手数料が変わるスカイマークです。出発前と後によって、払い戻しの料金も変わってきますし、取消手数料の金額も変わってくるので、キャンセルの判断は早めに行うことをおすすめします。