新潟空港に拠点を置く初の航空会社となるトキエア。独立系航空会社が国内線に新規参入するのは14年ぶりとなります。
ビジネスモデルとしてはローコストキャリア (LCC) に該当するものの、同社ではLCCとは称しておらず、低運賃で高品質なサービスを提供する「ハイブリッド航空」を目指しています。
今回は、日本に14年ぶりに国内線に参入するトキエアについて情報をまとめました。
トキエアとは?
北陸を拠点としたトキエアは、新潟空港を拠点に国内線を就航する予定になっている飛行機です。保有する飛行機は、 ATR72-600 型 2 機で最大72人が搭乗できます。
チェックイン方法や機内手荷物、受託手荷物についての情報がトキエアの公式ホームページで発表されていないため、手続き関連が2023年8月時点では不明です。
航空会社コードは決定
空港の掲示板や航空券に記載されている航空会社特有のコードは、トキエアのローマ字の頭文字から取られました。航空会社コードは「tok」に決定し、空港内のアナウンスや便名が表示される隣にコードが表示されます。
トキエアの拠点と就航場所
トキエアは、日本全国をカバーする広範なネットワークを持つ航空会社です。予定されている空港先は、札幌丘珠空港、仙台空港、中部空港、神戸空港、佐渡空港になります。
東京エリアにある空港も就航予定になっていますが、成田空港と羽田空港のどちらになっているか2023年6月時点では発表されていません。今のところ、予定されている空港は全部で東京エリアを含めて6か所です。
トキエアが就航する予定日
札幌丘珠空港から就航を予定されており、2023年12月までに仙台空港、中部空港、神戸空港が予定されています。2024年以降は、東京エリアと佐渡空港への就航が予定されているため、徐々に就航するエリアが増えていく予定です。
- 新潟 – 札幌(丘珠):2024年1月31日就航開始~
- 新潟 – 仙台:未定
- 新潟 – 名古屋(中部):未定
- 新潟 – 大阪(神戸):未定
- 佐渡 – 東京地区(空港未定):未定
- 佐渡 – 新潟:2024年予定
1日あたりの運航本数
トキエアは2024年から新潟から丘珠空港までの開始しました。1日あたりの運航便は往復で4便です。
トキエアの運航開始日が決定
トキエアの運航が2024年1月から開始となり、初めに新潟空港から北海道の丘珠空港間を就航しています。徐々に運航本数を増やしていくとの情報ですが、今のところ次の就航予定が新潟空港から仙台空港になっています。
トキエア運航本数と時間
便名 | 出発時間 | 到着地点 | 到着時間 |
---|---|---|---|
TOK101便 | 09:50 | 札幌(丘珠) | 11:30 |
TOK103便 | 14:20 | 札幌(丘珠) | 16:00 |
便名 | 出発時間 | 到着地点 | 到着時間 |
---|---|---|---|
TOK102便 | 12:00 | 新潟 | 13:45 |
TOK104便 | 16:30 | 新潟 | 18:15 |
トキエアの料金
トキエアでは、主に3種類の料金が発表されており、一般的な航空券となるのがトキトクです。トキトクには小児運賃も取り入れてあるので、家族連れにもぴったりな航空券。
今のところ、札幌までの区間料金しか表示されていないので、今後、料金が変動したり航空券の種類が増えると予想されますよ。
運賃の種類 | 価格範囲 |
---|---|
トキビズ | 24,000円〜29,000円 |
トキトク | 6,900円〜19,900円 |
トキユニ | 12,500円 |
障害者向け割引運賃 | 16,900円 |
将来は新潟空港と佐渡空港を
拠点にした観光発信
トキエアは、空港を中心とした観光資源を日本から世界へ発信する架け橋として誕生した飛行機会社です。新潟へのアクセスは、新幹線が主流でしたが、トキエアが就航することにより、多くの旅行者が足を運びやすくなります。
海の幸が豊富な日本海から、体を癒してくれる温泉など、海外からの旅行者にも魅力的なスポットがたくさんある新潟。トキエアが中心となり新潟の観光を発信を行ってくれる日はもう少しです。